初心者でも大丈夫!ぷくぷく多肉植物の育て方のコツ

多肉植物の育て方

ぷくぷくした葉っぱがかわいい多肉植物。

小さくて管理も楽ちん、ということもあり
とっても人気の植物です。

ナカジマ園芸では2012年から
多肉植物の生産を始めました。

そこで学んだ育て方のポイントをお伝えしていきます。
これから多肉植物を育てるときに
参考にしていただけると嬉しいです。


目次

多肉植物のきほん

多肉植物はたくさんの種類があります。
形も葉の感触も千差万別で、個性が溢れていますね。
多肉植物の多くはメキシコや南アフリカが原産地です。
乾燥した地域の植物なので、葉が肉厚で葉の中に水分を溜めておくことができます。
そのため水やり頻度も少なく、管理が容易なことも魅力です。

多肉植物を育てるうえでは、メキシコや南アフリカのような
乾燥した日がよく当たる環境にしてあげることが大切なのです。

UnsplashAndrea Maciasが撮影した写真

屋外で管理するのがおすすめ


小さくて可愛らしいので、ついつい家の中に置きたくなりますが、
できるだけ雨のあたらない屋外で管理するのがおすすめです。

1,でもお話しした通り、
多肉植物は日光が大好きです。

家の中で育てているとどうしても日光が足りないので、
光合成がうまくいかず、茎や葉間がのびてしまいます。

春、秋は屋外の日なたで管理するのがおすすめです。

冬も5度以上あれば屋外でも管理できます。
品種にもよりますが、多肉植物は比較的寒さに強い植物です。
ナカジマ園芸ではビニールハウスで多肉植物を生産していますが、
昨年と、一昨年は冬場も暖房なしで冬越しできました!
サステナボー 


春、秋、冬はとくに直射日光にたくさん当てるとよいです。

よく日光に当たった多肉植物は、
寒くなると、ぐっと濃い色になるのがお楽しみです♪

UnsplashYen Vuが撮影した写真

たのしみだな~♪


真夏の直射日光はさすがの多肉植物でも苦手です。
屋外の涼しい半日陰に置くとよいでしょう。
「半日陰」というのは、
「日中の半分の時間しか日があたらない場所」という意味です。



屋外で管理するメリットは日当たりのためだけではありません。

”風通し”も大事なポイントです。

お水をあげてもすぐに乾くという環境が
多肉植物にとって、好ましい環境なのだと思います。

また、風通しの良い場所で日光に当てて育てると、
「むぎゅっ」と引き締まった姿になりますので、
可愛さ倍増ですね。

でも外に置く場所ないっす


冬場や外に置く場所がないときは、
家の中でも
日光が当たり、風が通る場所
に置きましょう。

日当たり 風通し

どちらも大切です。

多肉植物の水やりで気をつけること

水やりの頻度やタイミングは、環境によって変わります。

多肉植物の水やりポイントは2つ

・土が完全に乾いてからあげる
・真夏と真冬はたくさんあげない


多肉植物は乾燥した地域の植物です。
年間を通して、乾かし気味に育てましょう。

水をあげるタイミングは
土の中まで水分がなくなってからで大丈夫です。

UnsplashTahlia Doyleが撮影した写真


例外なのは、真冬と真夏の管理です。

真冬…休眠期です。
   成長がほとんど止まっているので、お水をあげても吸収しきれず
   根腐れしてしまう可能性が高いです。
   5度を下回るときは、水やりは控えましょう。
   
真夏…休眠期です。
   暑すぎて成長が止まります。
   お水をあげすぎると、蒸れてしまい、根腐れにつながります。
   暑い日は朝や、夕方の涼しい時間に葉水をすると少し温度を下げることができます。
   「葉水」というのは、土に水をしみ込ませず、葉っぱだけに水をかけてあげるやり方です。
   霧吹きでシュッシュしてもよいですし、シャワーでもよいです。

育て方のまとめ

ここまでお伝えしてきたことを季節ごとにまとめました。

 置く場所 日当たり  水やり
   屋外よく当てる乾いたらあげる
  屋外半日陰控え目・葉水
  屋外 よく当てる乾いたらあげる
  屋内よく当てる控え目

ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

いっしょにぷくぷく多肉ライフを楽しみましょう!

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